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逃げないニホンカナヘビ

カナヘビが木を登っていました。

まだ幼いカナヘビですね。

カナヘビは逃げられることが多いのですが、間合いによるのか寄ってもジッと動かないカナヘビがいます。

天敵が近すぎると動くと殺られるというような防衛本能でしょうか。

睨まれると一歩も動けなくなる…という気持ちは人間の私でも良く解ります。

そんな撮りやすいカナヘビが好きです。

ほら、大丈夫、逃げない。

カナヘビは遠目では地味な色ですが、近くで見ると鱗がとても綺麗でカッコイイです。

太古の恐竜ってこんな感じだったのかなと想像したりします。

それとカナヘビってちょっと笑っているように見えるんですよね。

登ったダンゴムシ

 

草の葉っぱに登ったダンゴムシがそこでジッとしているのを見かけて、何でこんなところにいるのだろうと気になってしまいました。

だいたい落ち葉の下とか暗いところに居るイメージがありますからね。

調べてみるとダンゴムシは雨が降ると溺れないように木などに登るらしいです。

インターネットでダンゴムシのことを色々調べてみたのですがなかなか面白いです。

どこでも見られるダンゴムシはオカダンゴムシという明治以降に日本に入ってきた外来種だそうです。

急激に勢力を拡大して、今では全国で見られるというのだから凄いですね…。

しかも日本だけでなく世界中で見られるそうですよ。

面白いと思ったのが「交替性転向反応」という習性。

進行中に壁にぶつかり左へ曲がったとすると次にぶつかった時は反対の右に曲がるというように交互に曲がるという習性。

この習性は私も見習おうと思います…。

驚いたのはエビやカニなどの甲殻類の仲間なので非常食になるということです。

食べるんですよ、これを…

これからの人生でそんな局面が無いことを祈ります。

 

シュレーゲルアオガエル

シュレーゲルアオガエルは日本固有種。

名前の由来はライデン王立自然史博物館館長だったヘルマン・シュレーゲル氏の名前より。

緑色のきれいなカエル。

撮った時は大きなアマガエルが居るな…と思っていたけど調べてみてシュレーゲルアオガエルだと知った。

写真を撮るのにかなり近くに寄ったけど全く動じない。

最初、見つけた時はこんな感じで寝ていた。(…んだと思う)

2012年8月11日

甘樫丘にて。