カテゴリー: Nature

小楢の花(Quercus serrata)

小楢の雄花

 

何なのか気になったので撮っといたのは調べてみてコナラの雄花とわかりました。

ドングリの成る木ですね。

同じ木に雌花もあるそうなのでまた観察してみたいと思います。

2013年4月20日 甘樫丘で撮影。

紫鷺苔(Miquel’s mazus)

草が刈られた跡に一面に紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)が咲いていました。

紫鷺苔

 

普段は目を留めることもない雑草でしょうが、これだけ一面に咲くと存在感あります。

紫鷺苔

 

鷺に似ているから紫鷺苔というそうですが、鷺っぽくないなぁ…と思っていました。

調べてみると白い花の鷺苔があるらしく、白ならなるほど鷺っぽく見えるな…と納得しました。

白い鷺苔もいつか見てみたいです。

紫鷺苔

 

紫鷺苔に似た花にトキワハゼ(常磐爆)があるそうです。

今度、トキワハゼを見つけたら紫鷺苔とくらべてみたいと思います。

 

2013年4月20日 甘樫丘で撮影。

三椏の若葉(Oriental paperbush)

枯れかけのミツマタの花から若葉がニョキッニョキッと生えていました。

三椏の若葉

ミツマタは和紙の原料となり、日本の紙幣にも使われています。

ミツマタは花の形とか、何か他の植物とは違う独特な感じがするんですよね…。

三椏の若葉

2013年4月20日 甘樫丘で撮影。

下の写真は3月20日に撮った同じミツマタの花です。

三椏の花

さらに遡って2月9日に撮ったミツマタの蕾です。

三椏の蕾

 

こうやってミツマタの成長を見ると最初の若葉の写真は夏が近づく気配を感じます。

山吹(Japanese kerria)

山吹(一重)

山吹が咲いていました。

山吹は晩春の季語だそうです。

もうその花の多くが枯れかかっていました。

春ももうすぐ終わりということですね…。

山吹(一重)

それでもまだ頑張って咲いているところを探しながら撮りました。

山吹(一重)

すぐ近くで咲いていた八重山吹はちょうど満開でした。

一重の山吹よりちょっとだけ咲く時期が遅いのでしょうね。

八重山吹

 

 

八重山吹

2013年4月20日 甘樫丘で撮影。

桜(Sakura)

ちょっと時間が経ってしまいましたが今年撮った高田千本桜から。

駆ける少年達

歩道橋を歩いていると出店のくじ引きで当てたと思われる景品を手に持った少年達が横を駆け抜けていきました。

自分は一番最後を走っていたなぁ〜と少年時代を思い出しました。

桜と近鉄電車

 

桜と近鉄電車。

去年も同じところで撮ったけど、今年はOM-Dなのでラクに撮れました。

別アングルからもう1枚。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

嫁菜の花と花蜘蛛(Aster yomena and Thomisidae)

嫁菜の花で獲物を待ち伏せる花蜘蛛。

↓こっちは小さな待ち伏せ。

嫁菜の花弁はシュッとしていて綺麗ですね。

甘樫丘では目立たず、ひっそりと道端で咲いています。

嫁菜を調べてみるとむかしは「うはぎ」と言い、春のうはぎ摘みが春の季語で万葉集の歌にも詠まれているとか。

そして「嫁菜の花」とは秋の季語だそうです。

道端の花もいろいろ調べてみると季節や時代の繋がりを感じられてなかなか面白いです。

 

2012年9月29日 甘樫丘で撮影。

赤とんぼの目(リスアカネ)

以前に撮ったリスアカネがいたすぐ近くでまたリスアカネに出会いました。

辺りには一匹しか居ないので同じリスアカネかもしれません。

ただ前回は少し警戒感があったのですが、今回は全く私の存在を無視。

全く動じません。

なので最初は近くに居ることさえ気付きませんでした。(何かを撮ろうとしていて、ふと足元に目をやった時にそこに居ました。)

どんなに近づいても逃げないので今回は超接写でリスアカネの目に迫ってみました。

すごい髭面です。

かなり寄っているので被写界深度(ピントが合う深さ)が浅いですが、複眼が見えますね。

2本の触覚の直ぐ内側に黒い単眼が左右に一つずつと真ん中に少し大きめの白っぽい単眼一つあるのが解ります。

ここまで寄るとレンズの先がリスアカネに接触しそうになります。

でも逃げません。

あっ、飛んだ!と思ったら直ぐに同じ枝に戻ってきて、その口には蚊らしきものを咥えてました。

それをムシャムシャと食べる光景を目の前で見たのですが、撮ろうと思った時には遅すぎました…残念!

このリスアカネも動画に撮りました。(ブロードバンドの方は是非設定をHD画質に切り替えてご覧ください。)

2012年9月8日甘樫丘で撮影。

ヒメウラナミジャノメのヒゲ

日陰でヒメウラナミジャノメが休んでいました。

複眼には偽瞳孔が複数見えます。

なかなか立派なヒゲですね。

このヒゲはパルピ(下唇髭:かしんひげ)というそうです。

蝶の種類によって特徴があるようなのでこれから蝶を見た時はどうなっているのかを良く観察したいと思います。

 

2012年9月8日甘樫丘で撮影。