カテゴリー: Nature

チョウセンカマキリ

昨日アップしたのと同じカマキリです。

カマキリのローアングル、迫力あってなかなか面白いなと思いました。

私は1つの被写体に対してアングルや構図、カメラの設定を変えてたくさんシャッターを切ります。

飽きるまで。

でもまあ、たいていは飽きる前に逃げられるのですが…。

このカマキリも数えてみたら100枚以上撮っていました。

それだけ撮っても良いなと思えるのは数枚ですね。

特にこのようなマクロ撮影(接写)は手ブレやピンボケ写真を量産します。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」スタイルで奇跡の一枚を期待するわけです。笑

 

たくさんシャッターを切る理由はもうひとつあります。

撮った虫や花の特徴を記録する為です。

後で虫や花の種類を調べる時に手掛かりとなります。

もともと虫や花について詳しいわけではないのでいつも写真を頼りにインターネットで調べます。

インターネットは本当に便利で、図鑑やたくさんの人が写真をアップロードしているので自分の撮った写真と比較しながら種類を特定していきます。

でも似た種類を見分ける為の特徴があったりするのですけど、肝心のそこが写ってなかったり…て事は多々あります。

このカマキリはチョウセンカマキリという種類です。

似た種類にオオカマキリがいます。

チョウセンカマキリとオオカマキリは腕の付け根の胸の色で見分けることができます。

胸の色が鮮やかな橙色なのはチョウセンカマキリの特徴です。

オオカマキリは黄色です。

そうやって見分け方を知ると実際のフィールドでカマキリを見つけた時の観察が楽しくなりますね。

OM-Dは動画も撮れるので今後種類を調べる時にも役立ちそうです。

動画から得られる情報量が多いですからね。

このチョウセンカマキリも動画に撮りました。

最後の方でちょっとだけこっちを向いてくれます。

カマキリの目

カマキリの目は左右の大きな複眼がありますが、おでこにも3つの単眼があります。

複眼には黒い偽瞳孔が常にこっちを見ているように見えてカマキリの表情はとても面白いですね。

この写真もなかなか憎たらしい良い目をしてますね。笑

偽瞳孔が見える仕組みを簡単に言うとたくさんのストローを放射状に束ねた状態が複眼で、ストローの穴から底が見えている部分が黒く見えて偽瞳孔になります。

見る角度によって底の見えるストローが変わるのでまるで瞳が動いてまるでこちらを見ているように見えます。

カマキリの複眼は細かいので肉眼ではツルッとした感じに見えますよね。

でもここまで接写するとちゃんと複眼であることが確認できますよ。(画像をクリックすると大きな写真で開けます。)

長黄金蜘蛛に捕食される塩辛蜻蛉

最初はシオカラトンボを撮っていました。

時々首を傾げます。

この後、目の前にカマキリを見つけて撮っていました。

シオカラトンボを撮ってから10分ほど経っていました。

そして次に見たのがこの光景でした。

ま、まさか…あの…

2012年8月25日甘樫丘で撮影。

ヒラヒラヒラ〜と飛ぶ、羽黒蜻蛉

飛鳥川沿いで見かけるハグロトンボがいました。

ヒラヒラヒラ〜、ヒラヒラヒラ〜 と飛ぶ姿が他のトンボにはない優雅さを私は感じます。

そんな飛び方で生きていけるのかい?と思ってしまうのですが…

止まった時もその黒い羽をフワッ…フワッと羽を広げて優雅さを演出しているような…

そんなハグロトンボもOM-D E-M5の動画で撮ってみました。

(途中、アリがちょっかい出すのが面白い。)

使用したレンズは静止画、動画共にフォーサーズアダプター MMF-3にエクステンションチューブ EX-25 + ZUIKO DIGITAL40-150mm F3.5-4.5という三連結。

OM-Dの手ぶれ補正が効いていると思うのですが、望遠のせいか、動画撮影時には手ぶれ補正でセンサーが元の位置に戻る時の動きのせいかフレーミングがなかなか定まらず難しいです。

一脚か何か、カメラを固定する手段が欲しいと思いました。

2012年8月25日甘樫丘で撮影。

セミを捕らえたカマキリ

今朝、公園をウオーキングしているとセミの羽音が…。

セミが何かに引っかかっていると思ってよく見てみるとカマキリに捕まっていました。

セミは必死に逃げようと激しく抵抗しますが、カマキリはガッシリホールドして離しません。

慌てて持っていたiPhoneで撮りました。

動画も撮りました。

高い所だったので片手で手を伸ばして撮ったのですがiPhoneの手ブレ補正もなかなか凄いですね。

ヤマトシジミ

ヤマトシジミ(大和小灰蝶)が白詰草で吸蜜していました。

一生懸命吸蜜している間、後羽をスリスリしている姿がなんとも可愛らしいです。

動画でも撮影しましたのでご覧ください。

 

 

先日、福島県で収集したヤマトシジミの子の間で奇形が増えているということがニュースとなり話題となっています。

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フクシマウォッチ:原発事故後にチョウの奇形が増加 – Japan Real Time – jp.WSJ.com

http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/13332/

原発周辺のチョウ、羽や目に異常  国際ニュース : AFPBB News

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2895149/9363331?ctm_campaign=txt_topics

福島の蝶に遺伝子異常? 海外報道まとめ(動画あり) : ギズモード・ジャパン

http://www.gizmodo.jp/2012/08/post_10740.html

逃げないニホンカナヘビ

カナヘビが木を登っていました。

まだ幼いカナヘビですね。

カナヘビは逃げられることが多いのですが、間合いによるのか寄ってもジッと動かないカナヘビがいます。

天敵が近すぎると動くと殺られるというような防衛本能でしょうか。

睨まれると一歩も動けなくなる…という気持ちは人間の私でも良く解ります。

そんな撮りやすいカナヘビが好きです。

ほら、大丈夫、逃げない。

カナヘビは遠目では地味な色ですが、近くで見ると鱗がとても綺麗でカッコイイです。

太古の恐竜ってこんな感じだったのかなと想像したりします。

それとカナヘビってちょっと笑っているように見えるんですよね。

登ったダンゴムシ

 

草の葉っぱに登ったダンゴムシがそこでジッとしているのを見かけて、何でこんなところにいるのだろうと気になってしまいました。

だいたい落ち葉の下とか暗いところに居るイメージがありますからね。

調べてみるとダンゴムシは雨が降ると溺れないように木などに登るらしいです。

インターネットでダンゴムシのことを色々調べてみたのですがなかなか面白いです。

どこでも見られるダンゴムシはオカダンゴムシという明治以降に日本に入ってきた外来種だそうです。

急激に勢力を拡大して、今では全国で見られるというのだから凄いですね…。

しかも日本だけでなく世界中で見られるそうですよ。

面白いと思ったのが「交替性転向反応」という習性。

進行中に壁にぶつかり左へ曲がったとすると次にぶつかった時は反対の右に曲がるというように交互に曲がるという習性。

この習性は私も見習おうと思います…。

驚いたのはエビやカニなどの甲殻類の仲間なので非常食になるということです。

食べるんですよ、これを…

これからの人生でそんな局面が無いことを祈ります。